バリアフリー ビーチの取り組み 視察
10月16日にあざまサンサンビーチにて行われたマリンレジャー部門マネージャー岡市さんとのミーティングについて以下に報告いたします。
1. 令和5年度のあざまサンサンビーチの状況
・あざまサンサンビーチは、年中無休で、今年度は天候不良を除き、11月末まで遊泳期間を延長予定。台風の影響も少なく、多様なアクティビティーを提供できたのとのことでした。
・11月24、25日には屋外映画上映を予定し、25日は携帯アプリを活用して視覚聴覚障害者に対応できるユニバーサル映画を上映予定とのこと。
・新たに導入されたサンサンマルシェは、毎月第三日曜日に地域交流と施設の活性化を目的に開催。テーマごとにキッチンカーやフリーマーケットなどの出店者を募集し、10月は「癒しのマルシェ」と題してマッサージなどの出店者を迎えました。
・スタッフは、社員2名を除きパートで構成。柔軟な働き方を重視し、シングルマザーも含め子供づれも歓迎しています。
2. バリアフリーに対する取り組み
・ユニバーサルデザインの導入により、誰でも安心・安全にビーチを楽しめるよう配慮。ライフセーバーの研修により、障害者へのサポート体制が整っています。
・バリアフリートイレとシャワーの改装予定があり、現在はシャワーの温水供給がない課題に取り組んでいます。
・モビマットとモビチェアーの導入により、障害者も快適にビーチを利用できる環境を整備。管理には苦労もありますが、日本で唯一、通年でモビマットを提供している点が特筆されます。
3. タピックグループの連携
・ユインチホテルとの連携において、ユニバーサルルームがあるものの、ビーチとの連携が不十分。ホテルからのフィードバックが欠けており、連携の強化が求められます。
・ユインチホテルの福祉車両のレンタルなどもあるが、これらのサービスにおいても連携が弱いと思われます。ホテル内の飲食店も限られており、ビーチバーの設置を提案しています。
・バリアフリーネットワーク会議では、親川さんから多くの学びがあり、岡市さんからは一緒に何かを行う提案がありました。とってもビーチが地域連携のキープレイヤーとなり、幅広い広がりを持たせる可能性があります。